自分さんと私

閉じた瞼の向こう側に、漆黒の闇が広がっている。(何か始まったみたい)

どこまでも暗い闇。


ん?なんだろう、この感覚。


なんだかとても懐かしくて、心地が良いな。



やがて、小さな光が遠くから集まり始め、左回転で美しい星が無数に輝きはじめた。

天の川銀河か。綺麗だな。


あ、そうだ!確か、天の川銀河の一番端には地球って惑星があるはずだ。ちょっと行ってみよう。




これが地球か。


それは息を呑むほど美しくて、こんな星が宇宙にあるなんて信じられないくらい美しかった。


夜側の半球に行ってみると、夜景がとても綺麗に輝いていた。


あれ?なんか見覚えのある形だな。




そうだ。


わたし、ここに生きているんだ。





あなたが住んでいる街の上に行ってみよう。

日本の田舎の町かもしれないし、ノッティンガム、パリやタラゴナ、アラスカかもしれない。



そして、あなたが住んでいる家を見つけることができた。



その家には、普段あなたが私だと思い込んでいる自分さんがいた。

今日は自分さんが何に興味を持って、何に我慢して、何を訴えたがっているかを聞けるかもしれない。



心の中で、自分さん今日は私がなんでも聞いてあげるよ。


ねぇ、自分さん。


今年は何を一番に頑張ったの?

何をしている時が一番楽しかった?

 

へぇ、そんなことを我慢してくれてたんだ。

そうか、そんな人に出会ったんだね。


そのおかげで、私はいろんな感情に出会えたんだね。

私を楽しませるために頑張ってくれたんだね。

自分さん、ありがとう。



あなたがここにいてくれたから、私のために頑張っていてくれたから、私のために耐えてくれたから。



良い人生を見せてくれているんだね。これからも楽しませてほしいな。


あなたがここにいれば、こんなに楽しい私がいる。






何かに真剣になる必要なんてない、何かに真面目になる必要もない、人生はギャグだ。

そこには私はいない。

ただ宇宙全体の無意識が動いているだけ。

リラックスしていこう。








本当はこんなことがやりたかったんだ。

本当はこれをしてる時が一番楽しかったんだよ。


ピアスを開けたいって言ったらお母さんに怒られたけど、本当は着けたかったよ。

 

寝坊する人が嫌いだけど、本当は私も寝坊したかったよ。


わたし、頑張ってない人許せないけど、本当は私が怠けたかったよ。


私、子育てをこんなに頑張ってるよ。もっと、楽したいな。


私がお母さんに「あなたなんか産まなきゃよかった」って言われた時、それでも本当は産んでくれてありがとうって伝えたかったよ。



ひとつづつ全部聞いてあげて。



そして、あなた自身をその手で抱き締めてあげよう。


抱き締めながら「自分さん、ありがとう、ごめんね、大丈夫だよ。わかった、全部約束する。わたしずっと見てるからね。」と言ってあげよう。

 




それぞれ違う場所だけども、必ず居場所があります。


あなたは他でもない自分さんを選びました。

 

こうあるべきだとか、人からどう思われるだとか、そんなことは気にしなくていい。


あなたがその自分さんを私だと思ってあげないと、だれがその自分さんを私だと思ってあげられるのでしょうか。


あなたはその自分さんなんです。

これからも自分さんを見続けるために、ここからまた自分さんとしてこの地球を生きていく。



 


では、そろそろ時間です。

あなたは自分さんの中に入っていきます。


「ありがとう。いつも見守っているから。大丈夫だから。」と伝えてあげてください。



最後にぎゅーっと自分自身を抱き締めて、声に出して言ってみよっか。



ねぇ自分さん。

私ね、これからもずっと”自分さん”を生きるよ。












ありがとうございました。





 

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